東京・八王子にある高尾山は、古くから天狗が住む山として言い伝えられてきました。

今でこそ、ミシュランの日本版ガイドブックで富士山と並ぶ三ツ星を獲得し、国内外の多くの観光客でにぎわう観光地ですが、山の中腹には高尾山薬王院があり、古くから信仰の山として知られてきました。

高尾山の天狗は、本堂にまつられた飯縄大権現を守る神であり、神通力を持つとされ、神格化されてきました。また、高尾山の山奥にこもり、厳しい修行をする山伏の姿が天狗と重ねられたとも言われています。

鼻の高い天狗は大天狗と言います。赤い顔に長い鼻を持ち、背中に羽があることが特徴です。体は人間のようで、山伏の格好をしてます。
一方、高尾山の中でも度々見かける烏のくちばしを持った天狗は小天狗と呼ばれています。